看護第109回看護師国家試験を解いてみた 問題解説 午前94~96 2型糖尿病の対応 Aさん(56歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40歳時の会社の健康診断で2型糖尿病と診断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、腎臓内科...2020.06.01看護腎臓内科
看護第107回看護師国家試験午前50番 Aさん(70歳、女性)夫(72歳)と2人暮らし 慢性腎不全のため腹膜透析を行うことになった Aさんへの対応で最も適切なのはどれか 50 Aさん(70歳、女性)。夫(72歳)と2人暮らし。慢性腎不全のため腹膜透析を行うことになった。認知機能や身体機能の障害はない。腹膜透析について説明を受けた後、Aさんは「私のように高齢でも自分で腹膜透析をできるのか心配です。毎日続けら...2019.02.03看護腎臓内科
看護第89回看護師国家試験午前の94番改題 腹膜透析(PD)で誤っているのはどれか 腹膜透析(PD)で誤っているのはどれか。 社会復帰が可能である。血管確保が必要である。家庭で実施可能である。無菌操作が必要である。 PDは、患者自身で行うことができるため、社会復帰が可能です。 PDでは血管確保は必要ない...2018.12.19看護腎臓内科
腎臓内科トルバプタンの常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)に対する有効性 常染色体優性多発性のう胞腎(Autosomal Dominant Polycystic Kidney Disease:ADPKD)は、腎臓にのう胞ができて腎機能が低下する遺伝性の疾患であり、難病に指定されています。遺伝性の腎臓病のなかで、最...2017.11.24腎臓内科
腎臓内科ロキサデュスタット CKDにともなう貧血に対する有効性 慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)は、慢性に進行するすべての腎臓病のことをさします。日本では、20歳以上の約8人に1人がCKDを患っていると推定されており、新たな国民病といわれています。 CKDとは ...2017.11.15腎臓内科
腎臓内科プライベートな空間で睡眠時間を活用 オーバーナイト透析 体内の余分な水分や毒素をろ過するはたらきをおこなっているのが腎臓です。 はたらきが悪くなると、血液の浄化ができないため、体内に老廃物や毒素が蓄積します。尿の異常やむくみなどの症状があらわれ、長く続くと心肺機能や脳神経に障害をおこす、尿...2017.06.27腎臓内科
腎臓内科「旅行透析」なら旅先で人工透析ができます より快適な透析生活を 腎臓病が進行し、薬剤や食事での治療では進行を食い止めることができないと判断された場合、人工透析が必要となります。 人工透析とは、機器を用いて人工的に体内の老廃物や余分な水分をろ過し、血液を浄化する治療方法です。 治療頻度は週に3...2017.06.22腎臓内科
腎臓内科HIF stabilizerー新たな腎性貧血の治療薬 臨床応用へちゃくちゃくと 現在、日本における慢性腎臓病の総患者数は、30万人弱に及んでいます。慢性腎不全ではさまざまな症状がみられますが、腎性貧血もそのひとつです。立ちくらみや倦怠感などを生じQOLの低下につながることから、早期の治療が不可欠です。 腎臓と腎性...2017.06.22腎臓内科
腎臓内科長期的に質の高い人工透析を行うために-バスキュラーアクセス不全とVAIVT 腎臓について、私たちは、普段、意識することがないと思いますが、私たちとって大変重要な働きをしています。 腎臓の機能は、単に、「尿を作る」だけではありません。腎臓には血液が流れこんでおり、その血液を濾過し、身体に必要なものを体内...2017.06.21腎臓内科
腎臓内科ループス腎炎治療 10の誤解ー患者と一緒に病気と向き合う姿が今を変える 治療法が日々、新しく開発されている毎日。医学の進歩は目覚ましいものですが、新しく発見される病気も数多くあります。自己免疫疾患の1つである膠原病。主に女性が罹患する率が高く、炎症など様々な症状を引き起こします。 比較的新しい病気でまだわ...2017.06.03腎臓内科
腎臓内科ミコフェノール酸モフェチル(©セルセプト)のループス腎炎への適応追加 写真はイメージです。 photo by Wellcome Images 私たちの周りには、細菌など身体にとって異物となるものがたくさん存在しています。その異物から身体を守るために重要な働きをしているのが免疫系です。免疫系には様々な細胞...2017.06.02腎臓内科
腎臓内科ホントはなかった? 造影剤の腎機能障害リスク 写真はイメージです。 photo by IAEA Imagebank 風邪を引いたら葱をのどに巻く、そんな話を聞いたことはありませんか?医学の世界は日進月歩。日々、新しい治療方法や薬剤が研究によって誕生しています。けれど、医学界の...2017.05.31腎臓内科
腎臓内科TRF-ブデソニドがIgA腎症の治療に有効という報告 IgA腎症は、糸球体に慢性的な炎症がみられる腎臓の疾患であり、難病に指定されています。 決して予後がいいと言える疾患ではなく、より効果的な治療法が望まれています。 2017年3月に発表された論文で、ブデソニドがIgA腎症に有効な治療薬とな...2017.05.05腎臓内科
腎臓内科これから腹膜透析が普及する? 腹膜透析と極細内視鏡 透析と聞くと、週3回1日4時間程度の治療時間が必要で大変困難な治療をイメージする方も多いのではないでしょうか。 実は、透析にも2種類あり、日本の透析の大部分をしめる血液透析以外に、腹膜透析という治療法があります。 今回は...2017.05.03腎臓内科