消化器内科

シンポニーに新たな適応症 潰瘍性大腸炎にも使用可能に

2017年3月、シンポニーに新たな適応症が加わり、潰瘍性大腸炎にも使用できるようになりました。 シンポニーは、国内では2011年に承認された生物学的製剤で、関節リウマチに使用されていました。 シンポニーとはそもそもどのような薬な...
リハビリテーション科

今さら聞けない医療用語 機能訓練指導員とは?

リハビリ施設に「機能訓練指導員」というスタッフの方がいます。 名前を見てリハビリテーションを行うスタッフであることはわかるかもしれませんが、どういう職種なのかはよく知らない方も多いと思います。 今回は機能訓練指導員につい...
循環器内科

心房細動の脳梗塞予防、8割が不十分

ある日突然、脳梗塞で倒れて身体がうまく動かなくなる、身近にもそういう人を見かけたことがある人も多いでしょう。 脳梗塞は、脳を栄養する血管がつまり、十分な酸素や栄養が届けられなくなる病気です。脳梗塞の原因にはいくつかありますが、...
神経内科

米国で教育年数の延長にともない認知症の有病率が低下

高齢になるほど認知症の人の割合は高くなり、85歳以上では約3~4人に1人が認知症であるといわれています。 厚生労働省でも今後、人口の高齢化に伴い、認知症の人は年々増加していくと予測していますが、 米国で行われたHealt...
応用研究

低出生体重児で生まれた子羊の成長を支えた人工子宮

自分が生まれたときの体重を知っている人は多いと思いますが、日本では10人に1人の割合で低出生体重の赤ちゃんが生まれています。 生まれてきてくれた赤ちゃんが無事健康に育ってほしいという願いは、日本だけでなく世界中どこでも...
外科

「賢い選択(Choosing Wisely®)」 米国心臓病学会が新たな提言

「賢い選択(Choosing Wisely®)」という言葉をご存知でしょうか。 「賢い選択(Choosing Wisely®)」とは、2011年にアメリカで始まった不要で無駄であるばかりでなく、有害でさえありえるような治療介入を一覧に...
精神科

2017年3月日本で新たにAD/HDの治療薬が販売・承認  

2017年3月新たに、小児期における注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療薬「インチュニブ」が承認されました。 米国欧州諸国など世界33か国において、すでに承認されている薬であり、AD/HDの症状改善がみられています。 ...
リハビリテーション科

欧州版地域医療連携システム “REWIRE” 遠隔リハビリを構築

イギリスがEU離脱するかもしれないというニュースが出ている昨今、ヨーロッパ諸国で新たなリハビリの取り組みが始まっています。 「REWIRE」直訳すると再配線という意味です。再構築の方がいいかもしれません。 [show_m...
応用研究

世界初、眼の中に注射できるハイドロゲルの開発

日常的にコンタクトレンズを使っている人は多いと思いますが、コンタクトレンズの素材は何か知っているでしょうか。 水分を多く含んでいて、眼に入れても違和感のないように作られているハイドロゲルという素材です。 今回、高性能なハ...
皮膚科

2017年新たにシャンプー型のステロイド製剤の発売開始

2017年3月に新たに、尋常性乾癬の治療薬「コムクロ®シャンプー」が承認されました。今までには無かったシャンプータイプのお薬で、頭部の尋常性乾癬が適応症となります。 尋常性乾癬とは 病態と従来の治療薬 尋常性乾癬は、銀白...
消化器内科

アメリカ消化器病学会がPPIの長期処方についてアドバイス

近年、食生活の変化にともない、胸やけ、おなかのムカつき、逆流症状が増え、 胃酸を抑える薬であるプロトンポンプ阻害薬(PPI:proton pump inhibitor)が長期に渡って使用されることが増えてきています。[show...
救急科

埼玉県でタブレット端末を用いた救急車の受け入れを開始

  平成26年から、埼玉県内でタブレット端末を用いた救急隊用の医療機関の受け入れシステムが稼働を始め、 平成29年4月よりスマートフォンに対応した機能が追加される事になりました。[show_more more="続きを読む" ...
リハビリテーション科

脊髄損傷患者さんに向けたVRを用いた最新リハビリ

VR(Virtual Reality)という言葉は2016年に発売された家庭用ゲーム機PLAY STATION VRでもおなじみですね。 こういったVRを医療に役立てようという動きが出てきています。 イスラエルの企業VRPhys...
アレルギー疾患

天然ゴム製品をつかう際にはラテックスアレルギーに注意を

  世の中には様々なアレルギーがあります。 金属アレルギーや食べ物によるアレルギー、花粉症もアレルギー反応の1つです。 アレルギーとは一言で言うと自分を守る自己免疫機序の過剰反応が原因です。みなさんはラテックスアレルギーを...
その他

がんサロンで不安やなやみを話しあう

もし、「あなたはがんです」という診断を下されたら、落ち着いていられる人の方が少ないのではないでしょうか。 治療に関する不安や、この先どのくらい生きていられるのかなど、一気にいろいろなことが頭の中を駆け巡って動揺することと思いま...
介護

平成28年度のEPA介護福祉士の合格者が発表

EPAとは? 経済連携協定(Economic Partnership Agreement)です。我が国ではこの協定に基づき、外国人介護福祉士候補者を平成20年度からのインドネシアを皮切りに、 平成21年度にはフィリピン、平成2...
リハビリテーション科

視覚障害者向けにゴールボールを例とした新たなスポーツマニュアル

ゴールボールとは、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人に対してリハビリテーションの効果を促進するために考案されたリハビリテーションプログラムの一つです。 1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、ドイツ...
基礎研究

コラーゲンを作り出して近視の進行を予防する

日本人は視力が悪い人が多いといいます。健康診断に行き視力検査を行ったとき、去年まで見えていた部分が今年は見えなくなっていたという経験がある人もいるのではないでしょうか。 今回、近視で悩む人に朗報な研究結果(原文英語)が発表され...
感染症

ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから

  東京都で生後6か月の男児がハチミツの摂取が原因で死亡したことを受けて、厚生労働省は1歳未満の赤ちゃんにハチミツを与えないように注意しています。 ボツリヌス菌とは ボツリヌス菌は自然界の土壌に広く...
救急救命士

救急時に使える外国語翻訳アプリの提供を開始

街を歩いて突然、外国人から道を聞かれたり電車の乗り換え方法を聞かれたりした経験のある人はいると思います。 そんな時、日本語と同じく無意識に外国語を理解して話せたら便利ですよね。 2020年の東京オリンピック開催に向けて増...
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