「予防医学」カテゴリーアーカイブ

ドイツからの報告 仕事のストレスと肥満の関連とは?食生活との深い関係について

近年では健康志向の人が増えてきましたが、きちんとした食事は摂れていますか?中には仕事が忙しくてなかなかきちんとした食事が摂れないという人も多いでしょう。では仕事が原因で健康的な食事が摂れないことで、どのような影響が起こるのでしょうか。 写真はイメージです。 photo by pixabay 〇ストレス社会での食生活の現状 近年はストレス社会とも呼ばれるほど、ストレスが周りにあふれています。そのため、忙しいと家に帰って料理をする時間や余裕もなく、ついコンビニや外食などで食事を済ませてしまう人が多くみられます。 反対に、健康志向もかなり普及してきており、テレビ番組などでも健康に良い運動方法や食事などを取り上げるものが多くなってきました。   ドイツで報告されているArzte Continue Reading ->

予防接種の同時接種にリスクと利点はあるの? 乳児期と高齢期の同時接種について

わたしたちのからだを病気から守るためのひとつの手段として「予防接種」がありますよね。多くは乳幼児期に済ましている方が多いと思います。大人になっても予防接種をする機会はありますよね。 身近なものだとインフルエンザの予防接種や65歳以上になると肺炎球菌の予防注射、伝染病の流行地の渡航するときにも予防注射が必要になる場合があります。乳児期から高齢者まで切り離せないものでしょう。近頃、流行している風疹もそうですね。 予防接種については、以前、ニュースなどで取り上げられた「同時接種」による死亡事故というものがありました。その後の調査で同時接種との関係はみられないとされましたが、本当に同時接種は問題ないのでしょうか。 結論からいうと、「同時接種に問題はないと考えていいでしょう」。最初に予防接種について簡単にみていきましょう。 [予防接種にはいろいろな種類があります] ウイルスや細菌などの「異物(抗原)」がわたしたちのからだに入ってくると、からだを守るためにリンパ球や白血球が攻撃をします。攻撃して制圧するとリンパ球はその抗原を記憶し「抗体」が作らます。 同じ抗原が再び侵入してきた時に抗体が働いてからだの中で増殖することを防いでくれます。これを「免疫」と呼びます。 予防接種はこの原理を応用して、弱毒したものや無毒化したワクチンを使って免疫を獲得するためのものです。予防接種で免疫を獲得して防ぐことができる病気のことを「VPD(Vaccine Continue Reading ->

味噌汁は血圧にどのような影響を与えるのか

日本人の食文化にとけこみ、毎日の食事に欠かせなくなっている味噌汁ですが、昔から医療関係者のあいだでは、味噌汁が、日本人の高血圧に影響をあたえているのではないかといわれていました。 では、実際に本当に味噌汁は血圧をあげているのでしょうか。 まず、味噌汁の塩分ですが、味噌汁1杯には、約1~2gの塩分が含まれているといわれていますが、これは、他の食事にくらべて多く含まれているとはいえません。 味噌はどうなのでしょうか。 味噌にはじつは、複数の降圧物質が存在すると考えられていて、これは血圧を上昇する作用のあるACEを阻害するはたらきがあるといわれています。また、このACEの阻害作用を高めた味噌も開発されています。 実際に、この味噌の降圧作用をしらべるために、高血圧モデルマウスに投与したところ、投与2~3週目から普通の味噌よりも血圧が低くなったことが指摘されました。 photo Continue Reading ->

酒は百薬の長といいますが・・・ 本当にお酒は百薬の長なの?

約2000年前に書かれた中国の「漢書」のなかに、「酒百薬之長、嘉會之好」という記載があります。 おおまかに意訳してみると「酒は多くの薬のなかでもっとも秀でていて、めでたい席でたしなむのにふさわしい」。「酒は百薬の長」といわれる語源となった言葉といわれています。 一方、鎌倉時代末期に書かれて徒然草の中に、「酒は百薬の長というけれど、酒はいろいろな病気の元である。理性を失い、善を焼き尽くし、よろずの戒めを破り、地獄におちる」とちょっと怖いことが書かれています。 ここから「酒は万病の元」、「酒は百悪の長」ともいわれるようになったといわれています。 いにしえの昔からいわれている「酒は百薬の長」と「酒は万病の元」。古来よりお酒は生活の中でから切り離すことができなかったこともうかがい知ることができますね。 お酒の飲みすぎはからだによくありませんが、適量のお酒はからだに良いって聞いたことはありませんか。逆に、ちかごろでは酒は百薬の長ではないとも耳にします。はたして「酒は百薬の長」なのでしょうか。 [適量のお酒がからだにいいと言われるのはなぜなの] 適量のお酒がからだにいいという根拠の一つになっているのが、飲酒の適正量をあらわす「Jカーブ」と呼ばれているグラフです。 もともとはイギリスの医学者マーモットが、1981年に提唱した「毎日、お酒を適量飲んでいる人のほうが死亡率は低い」という考え方が基になっています。 グラフで表すと、J字型曲線になることから「Jカーブ」といわれています。 グラフ一番左側がお酒を飲まない人で死亡率を「1」として飲酒量と比較しています。 Jカーブが一番下がっているのは、1日のアルコールの摂取量約20g未満です。 アルコール摂取量が約20gはどのくらいの量になるかみておきましょう。 ビール 中びん1本(500ml) 日本酒15度 1合 焼酎25度 0.6合 ウイスキー43度 ダブル1杯 ワイン14度 1/4本 缶チューハイ5度 1.5缶 この研究については、お酒を飲まないグループに飲酒歴があって病気などが原因で禁酒をしている人が含まれている、体質や喫煙習慣などさまざまな要因が考慮されていないとの指摘がありました。 その後、世界各国でさまざまな要因の影響を配慮するようにした研究が行われてきました。日本でも研究は行われています。 20歳~39歳の若年層が含まれていませんが、若年層の場合には「Jカーブ」を示さずに直線を示すといわれています。 WHOによると、若年層の死亡原因の25%はアルコールに起因していると報告されています。 グラフの「禁酒者」は、以前に飲酒していて病気などの理由で現在禁酒している方です。これらの方の死亡率が高いのはなんらかの健康問題を持っているからだと推測されています。 がん、心血管疾患、総死亡数で、男女とも1日23g未満で最もリスクが低くなっていますね。 病気との関連性についてはわかりやすいグラフも公表されています。 海外の研究においても、心血管疾患については同じような結果が報告されています。単純に考えると適量の飲酒はからだに良いということになりますよね。 適量の飲酒は、心臓病を予防する善玉コレステロールの量を増やして悪玉コレステロールを抑える効果があるといわれています。 2型糖尿病について、適量の飲酒が発症率が低下させるという研究結果を裏付ける論文が発表されています。 お酒には食欲増進やストレス解消などの効果があるともいわれています。コミュニケーションを深めるのにも一役かうこともありますよね。 しかし、適量の飲酒のリスクが小さいからといって、その原因が適量の飲酒とは限りません。相関関係と因果関係を一概に結びつけることがむずかしいからです。 たとえば、適量の飲酒者のリスクが小さいのは適量のアルコールが体に良いわけではなく、ほかに健康に良い生活習慣と関係しているからということも考えられます。 お酒をまったく飲まない人は、なんらかの健康的な不安があるので飲酒しないといった人も存在する可能性があります。この可能性を踏まえると非飲酒者の見かけ上のリスクが上がるかもしれません。 オーストラリア国立薬物研究所(NDRI)の研究では、お酒と健康の関連を調べた過去の論文87件を分析。「病気による飲酒の是非」を考慮していない論文をすべて除外した上で残りの論文を改めて分析し直しました。 その結果、研究チームは適量の飲酒が動脈硬化症や冠動脈疾患などで一部の疾患リスク低下と関係があることは認めつつも、「適量の飲酒がお酒を飲まない人より健康的で長寿をもたらすという結果は得られなかった」としています。 この研究結果について、見方を変えてとらえると「適量の飲酒が良いか悪いかわからない程度しか健康には影響を及ぼさない」といいかえることもできるとの指摘もあります。 [結局、お酒は百薬の長なの?] お酒と健康について膨大な数の論文が発表されていますが、お酒が百薬の長なのかどうかについて決定打となるものはないといわれています。 確実な検証をするのが難しいのは、飲酒がさまざまな生活習慣や社会的状況などに深く関連しているので、これらの要因をすべて排除することがむずかしいからだといわれています。 もちろん、これまでのさまざまな研究からわかっていることもあります。Jカーブの研究からみてみましょう。 ・「高血圧、脂質異常の持病のある方、肝機能の数値がよくない方、乳がんに罹患した人が身内にいる方」などは少量の飲酒でもリスクが高まる可能性があります。 ・健康に問題がなければ、過度に神経質になることはなく楽しむ程度に飲酒しても構わないでしょう。 まずは、健康であることが大事ですね。ご自身の健康を考えて、飲みすぎることがないようになるべくご自身の適量を守ってお酒を楽しんでくださいね。 お酒が百薬の長となるのは、あなた次第なのかもしれません。 Continue Reading ->

子どもの肥満と地域差 都市部の子どもは肥満になりやすいはうそ?

身の回りに多くの食事があふれ、手軽にジャンクフードを手にすることができていることから、近年先進国では、肥満が大きな問題になってきています。 肥満による糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病はおおきく取り上げられています。 また、肥満の低年齢化もすすんできています。今回、アメリカの統計にもとづいて小児の肥満についてJAMAから研究が発表されました。   研究では、都市化と小児の肥満の傾向について検討しています。 米国疾病管理予防センターの成長チャートにもとづき、それぞれの年齢層の中で上位5%のBMIを示すひとを肥満と、さらにそのラインを120%超えるひとたちを極度の肥満と定義づけています。 成長チャートなのでモデルのようなものですので、実際の人々にあてはまるものではありません。 これを2013年から2016年にかけて2~19歳の人にあてはめてみたところ、約17.8%が肥満、約5.8%が極度の肥満にあてはまりました。 都市と田舎でくらべてみたところ、意外にも人口が100万人いる地域よりも100万人いない地域のほうが極度の肥満率は高くなりました。 また、世帯主が高齢で低収入であるほど、肥満率も極度の肥満率も高くなりました。人種差では、白人のほうが黒人、ヒスパニック系よりも肥満率、極度の肥満率が高くなっています。 photo Continue Reading ->

大豆イソフラボンを少量摂取することで老化に伴う筋力低下を軽減か-高齢化社会を迎えるにあたって-

[大豆イソフラボンで筋力の低下を軽減] 日本の自然を大事にするという考えの中ではぐくまれた食文化である「和食」。世界的にも認められ2013年には「ユネスコの無形文化遺産」に登録されています。 和食の食材というといろいろありますがその中のひとつに大豆を使ったものがありますよね。納豆、豆腐、味噌などを初めてとして豆料理などといろいろとあります。 この大豆に含まれる成分で代表的なものといえば「イソフラボン」。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。いろいろな効果があるといわれていますね。 2018年1月にイソフラボンに関して「イソフラボンを少量摂取することで老化などに伴う筋力低下が軽減される」との研究結果を東京工業大学などのグループが欧州栄養学会機関誌「European Continue Reading ->

におい物質が血糖値を下げる!? 低血糖の心配がない新しい糖尿病治療薬開発への期待に

[におい物質が血糖値に影響する!?] 血糖値と聞くと気になる方が多いのはないでしょうか。テレビのコマーシャルでも血糖値という言葉をよく耳にしますよね。 2018年1月に「におい物質が血糖値に関係する」という報告を東北大学の研究グループが「Olfactory receptors are expressed in pancreatic β-cells and promote glucose-stimulated insulin secretion(Scientific Reports)」として国際科学誌「Scientific Continue Reading ->

うつ病と生活習慣との関係〜日本での大規模調査より〜

うつ病で苦しむ方は、世界で3億人以上にのぼると推定されており、2005年から2015年のあいだで18%も増加したと報告されています。世界中で患者数が増加しているうつ病ですが、近年、うつ病と生活習慣との関係が注目されています。 写真はイメージです。 photo by pixabay うつ病と生活習慣 うつ病は、脳に何らかの機能障害が起こることで発症すると考えられています。症状は、人により異なりますが、抑うつ気分や意欲の低下、思考力の低下などの精神的な症状や、睡眠障害や食欲の低下または増加など身体的な症状がみられます(詳しくはこちらを参照)。 ストレスや環境の変化、疾患などさまざまな要因が重なることで発症すると考えられているうつ病ですが、近年では、食事や運動といった生活習慣や、それに基づく疾患との関連性が指摘されています。 11年間にわたりうつ病や不安障害の発症について追跡調査した大規模な国際調査(The Continue Reading ->

日本とイギリスの長寿の要因を比較 日本人は「やせすぎ」に注意!?

[日本人とイギリス人の長寿の要因についての研究] 2018年2月に東北大学大学院の和田教授を中心にした日英共同研究チームが「Social and behavioural determinants of the difference in survival among older adults in Japan and England. Gerontology(日本と英国の高齢者による社会的なおよび行動の決定因子の違いについて)」を老年医学の国際科学雑誌「Gerontology」に発表しました。 タイトルを見るとピンとこないかもしれませんね。言い換えると「日本人とイギリス人の高齢者を比較して長生きにつながる要因を明確にする」ということで結果から改善すべきポイントがなにかを明らかにしようというものです。 研究結果において日本人へのキーワードは『やせすぎ』になります。発表された内容についてみてみましょう。 [研究の背景や研究方法は] -背景は高齢者の余命の要因解明- 高齢者の平均寿命と余命は必ずしも一致するとはいえません。平均寿命は説明するとむずかしいのですが簡単にいうと「発表されたその年に誕生した人の平均余命」です。平均寿命という言葉が誤解されやすく「40歳のわたしは女性だから、あと46年余命があるわ」ではありません。 ただし、国別に算出されているのでその国の傾向はわかります。日本人は男女とも長寿の傾向にあります。とくに女性は世界的にトップクラスです。 高齢化の波は日本を含め世界的に進んでいます。高齢者の余命がどのような要因で左右されるかという研究が重要になります。 このような研究はいままで欧米が中心でした。長寿国といわれる日本を含めた研究は少なく今回は日英の共同プロジェクトの形で日本人とイギリス人の高齢者の比較研究が行われました。 <WHO発表平均寿命(2017年度)>   日本 イギリス 全体 83.7歳(1位) 81.2歳(20位) 男性 80.5歳(6位) 79.4歳(16位) 女性 86.8歳(1位) 83.0歳(27位) -研究対象と方法は- 日本とイギリスで65歳以上の高齢者を9.4年間追跡したデータの分析を実施しました。追跡対象者は以下になります。 対象者 追跡期間中の死亡者割合 男性 女性 男性 女性 日本 6,294人 (72.5歳) 6,882人 (73.4歳) 31.3% 19.3% イギリス 2,468人 (73.7歳) 3,083人 (74.7歳) 38.6% 31.3% ※対象者のカッコ内は平均年齢です。 検証項目は行動要因として運動(スポーツクラブの参加の有無など)、喫煙習慣、飲酒習慣、BMI(肥満度)。社会要因として教育歴(社会経済状況の変数)、家族とのつながり(婚姻状態か)、友人とのつながり(友人と会う頻度)を用いました。 追跡開始時に病気の既往歴や日常生活習慣などは年齢に応じて平均的になるように調整などしています。 [研究結果はどうなったでしょう] 研究結果をまとめたものを見てみましょう。 -研究結果- 調査した要因 研究結果 男性 女性 良好な社会経済状況 +32.6 +7.7 家族とのつながり +105.4 +22.0 友人とのつながり -45.4 -26.7 運動が多いこと  +23.3 +7.2 飲酒が少ないこと -147.2 -173.3 現在喫煙習慣がないこと -46.4 +197.5 低体重でないこと -212.2 -129.0 ※数値は日本人からみたものです。「+」は日本人の方が長かった日数、「-」は日本人の方が短かった日数になります。 -結果からわかること- 表にはでてきていませんが生存期間は日本人の女性は319日、男性は132日とイギリス人より長い結果が出ています。調査結果についてもう少し詳しくみてみましょう。 ◇家族とのつながり 日本人男性はイギリス人男性に比べて105日間生存期間が長いですよね。日本人の方がイギリス人より婚姻率が高いことが関係していると考えられています。 ◇友人とのつながり 男女ともイギリス人の方は多いですよね。男性でとくに45日間の差があります。日本人とイギリス人の生活習慣や婚姻率が異なることが関係しているかもしれません。 ◇喫煙習慣 調査時点で喫煙習慣のある人の割合をみてみましょう。   男性 女性 日本 24.0% 2.5% イギリス 12.0% 13.1% 日本人女性のほうがイギリス人女性より喫煙者は少なく198日間の長寿につながっています。男性の場合にはその逆でイギリス人男性の方は日本人男性より47日間長寿です。喫煙習慣の差がそのまま調査結果に当てはまっています。喫煙習慣が健康へ悪影響を及ぼすことは知られていますがその通りの結果になっていますね。 ◇低体重(やせすぎ)でないこと 調査でBMIが18.5%未満で「低体重=やせすぎ」としています。やせすぎの割合をみてみましょう。   男性 女性 日本 7.5% 8.8% イギリス 0.8% 1.7% 男女とも日本人はイギリス人に比べて女性は129日間、男性は212日間も劣っています。高齢期のやせすぎはよくないといわれています。「やせすぎ」はもっとも改善の余地があるものだと指摘しています。 -研究結果の結論は- 研究報告では「日本人男性は友人とイギリス人男性は家族とのつながりを増やすこと」、「日本人男性とイギリス人女性は喫煙を減らすこと」、「日本人男女の低体重を改善すること」の要因が長寿の達成に必要で改善を比較的しやすいことだとしています。 これらの要因は一方の国で実現できることならば他方の国でも実現が不可能ではないことだろうとしています。 高齢者を対象に国際比較した研究で要因を明確にして、その要因が生存期間の違いにどの程度の影響があるかを明示した研究は存在しませんでした。この研究の成果はより健康的な社会への実現の示唆や効果的な健康政策が得られると考えられています。 この研究でもっとも改善の余地があるとされた「やせすぎ」という点についてもう少しだけみてみましょう。高齢者の「やせすぎ」とBMIと関連したいくつもの研究が発表されています。 [高齢者にとって「やせすぎ」は好ましくありません] -BMIのはなし- 研究で「やせすぎ」の判断をしていたBMI(Body Continue Reading ->

ビタミンDとがんとの関連性〜日本における大規模コホート研究から〜

日本における死亡原因の第一位はがんであり、医療技術が進歩した現在でも、たくさんの方が命を落としています。さまざまな因子ががんの発症に関わっていることが知られていますが、今回、血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクとの関連について報告されました。 ビタミンDとは? ビタミンDは、ビタミンの一種であり、そのなかでも脂溶性ビタミンに分類されます。ビタミンD2からD7の6種類存在しますが、高い生理活性をしめすのは、ビタミンD2とD3です。 ビタミンD2は植物に多く含まれ、D3は動物に多く含まれます。また、ビタミンD3は、食物から摂取する以外にも、皮膚に紫外線があたることによっても生成します。 写真はイメージです。 Continue Reading ->