はくちょう

感染症科

メロンで食中毒! 食中毒の正体とは-妊娠している方、高齢者の方などは注意が必要?  

2018年の3月に時事通信からオーストラリアでメロンによる食中毒で15人が感染、3人が死亡とニュースが飛び込んできました。ニュースでも報じられみられた方もいるのではないでしょうか。 メロンによる食中毒というと2011年にアメリ...
心療内科

春のうつ 春になると体調がおかしくなる、気分が落ち込むことはありませんか?

春というと何が思い浮かびますか。寒い冬が終わって緑が息吹はじめ、桜の花が咲き、冬物から春物へと身に着けるものも変わります。 身も心も軽くなってウキウキするような明るいイメージがある春。春は木の芽が芽吹くことから「木の芽...
医療政策

東アジアの伝統医療をWHOが承認へ-漢方医学の新たな一歩となるか

今春開催のWHO総会で漢方や鍼灸などの日本の漢方医学、中国の中医学、韓国の韓医学といった中国古代医学を起源とする東アジアの伝統医学がICDに正式に取り入れられることが認定される方針であることがわかりました。 いままでのICDは...
泌尿器科

アメリカ発-ED治療薬バイタロスをFDAが承認せず、株価にも影響

2018年2月16日にFDA(Food and Drug Administration-アメリカ食品医薬品局)はアメリカの米国の食品医薬品局は、アメリカの製薬会社のアプリカス・バイオサイエンシズ社のED(勃起不全)治療薬「バイタロス」を承認しなかったというニュースが流れました。この影響を受けてアプリカス・バイオサイエンシズ社の株価は市場開始時に約74%(終値では61%)も下落しました。
基礎研究

スペルミジン-老化を遅らせる不思議な物質?

アメリカの学術誌「キャンサーリサーチ」に発表された「スペルミジン」という物質が注目されていることを存知でしょうか。新しく発見された物質ではなく男性の精液(sperma)に多く含まれていることから「スペルミジン」と命名され古くから知られていたものです。 2017年の春にアメリカのテキサスA&M大学の研究チームがマウスの飲み水にスペルミジンを添加して常時摂取させるとマウスの寿命が25%も伸びたという実験結果を発表しました。中年期にあたるマウスに投与しても同様の効果がみられることを示し、老齢期のマウスでは心機能が改善されることも確認されています。
呼吸器内科

喘息とCOPDの合併症-ACOってなに

息苦しさ、咳、痰などの似たような症状が共通する「喘息」と「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」。しかし、喘息とCOPDでは発生原因、症状の現れ方、治療方法、予後など異なる点がいろいろとあります。 似てるようで異なる喘息とCOPDが合併してしまう「ACO(asthma COPD overlap)-喘息COPDオーバーラップ」と呼ばれる病態があります。
アレルギー疾患

汗をかくと湿疹やかゆみが・・・汗アレルギーとは

汗をかいたときに「かゆみ、チクチクやピリピリしたような痛み、赤くなってしまう、湿疹ができる」といったことはありませんか。もしかしたらそれは汗アレルギーかもしれません。
乳腺外科

男性の胸が女性のようにふくらむ!?-女性化乳房のはなし

男性が女性のように胸がふくらむことを「女性化乳房」といいます。胸がふくらむことで「人前で裸になれない」、「服の上からでも目立つ」など学生生活や社会生活で困ってしまうなど悩んでいる方もいて、女性化乳房の影に病気がかくれている場合もあります。 女性化乳房は、大きく分けて2つに分かれます。
心理学

アドラー心理学 過去と他人は変えられないけど未来と自分は変えられる

突然ですが、心理学の3大巨頭といわれれば、誰だかご存じですか。夢や無意識の解析でよく知られたフロイト。 個人の無意識では説明できない、民族や人類の「集合的無意識」に着目したユング。 フロイト、ユングの名前まではでてきても次の名前はなかなか挙がらないかもしれません。今回の記事では、3人目のアドラーについて取り上げてみます。
膠原病科

IgG4関連疾患 全身のいろいろなところが腫れる!?

「IgG4関連疾患」は2001年に日本人によって初めて報告され、2003年にIgG4関連全身性疾患として提唱された比較的新しい疾患の概念です。2011年に日本で「IgG4関連疾患包括診断基準」が提唱されました。国際的にも「IgG4-related disease(IgG4関連疾患)」の名称が認められています。
消化器内科

CTコロノグラフィー(大腸3D-CT検査) 大腸検査の実力は?

大腸の検査というと大腸に内視鏡によって検査する内視鏡検査が思い浮かびますよね。受けたことのある方は「検査前に多量の下剤を飲むのがいやだ、検査がつらい、痛い、恥ずかしい」などあまりよい感じがしなかったりことや「大腸の内視鏡は危なくない...
外傷外科

もし、銃で撃たれたらどうなるの? 貫通銃創と盲管銃創

銃社会といわれるアメリカ、銃規制が厳しい日本では アメリカは銃社会といわれていますよね。年間で3万人以上が銃による犯罪や自殺などによって命を落としています。単純計算しても1日100人近くに及びます。 日本では銃規制が厳しいこと...
医学史

緒方洪庵 人材育成に尽力し、天然痘撲滅に奮闘した高徳の人

「緒方洪庵」という名前を聞いたことはありませんか。なんとなく聞き覚えがないでしょうか。ドラマ「仁-JIN-」(原作は村上もとか氏の漫画)で武田鉄矢さんが演じていたのが「緒方洪庵」です。武田鉄矢さん演じる緒方洪庵はいい表情していました...
感染症科

まつげダニ!? さいきん、目元が気になっていませんか?

少し前に「顔ダニ」が話題になりましたが、最近、テレビなどメディアでもとりあげられている「まつげダニ」。 まつげダニはその名前のとおりに目のすぐ上にあるまつげの周辺に住み着くといわれています。「まつげにダニってなんなの」と気にな...
感染症科

やさしいインフルエンザワクチンのはなし 予防接種は受けた方がいいの?

寒い時期になると、風邪にかかってしまう方も多くなるのではないでしょうか。その中でも症状がつらいインフルエンザが気になりますよね。インフルエンザというと「予防接種」が気になりませんか。 インフルエンザの予防接種について、 ...
小児科

ドイツからの報告 頭痛に悩まされる子どもたち とても簡単な予防策とは?

子どもが「頭が痛い」と言ったらどう考えますか。まずは、「熱があるのかな」と考えてしまうのではないでしょうか。また、子どもの頭痛ぐらいと軽く考えたり、逆に、病院で検査しても異常がなかったといったことはないでしょうか。 ここ最近、...
感染症科

北里柴三郎と破傷風 現在の医学につながる発見

「日本の細菌学の父」といわれる北里柴三郎博士。北里は1853年に現在の熊本県阿蘇郡小国町に生まれました。熊本医学校、東京医学校(現東京大学医学部)を経て、内務省衛生局へ研究者として就職します。 1885年にドイツのベル...
その他

女性医師第一号「荻野 吟子」 女性への医学の道の先駆者

女性のお医者さんが増えてきていますよね。日本の全医師のなかで約20%が女性医師です。医師の年齢層が低くなるにつれて女性医師の数は多くなり、29歳以下だと約35%と3人に1人となります。 時代をさかのぼってみると女性医師の数は昭...
予防医学

屋外での喫煙も子どもに影響をおよぼす・・・ドイツからの報告では

副流煙や喫煙者の吐き出すタバコの煙によって、タバコを吸わない人でもタバコの煙を吸ってしまうことになる「受動喫煙」。 とくに、乳幼児や子どもは化学物質による耐性が低く、影響は大きいといわれています。まだ、からだが発達途中のために、さまざ...
心療内科

アニメでわかる心療内科 「心にお悩みのある方はメンタルへ!」

「心療内科と精神科の違いはなに] 心療内科と精神科はどこが違うの、診察受けたくてもわからない、心療内科とか精神科って敷居が高そうだなとか思ったことはありませんか。 まず、心療内科は「ストレスなど精神的な事が原因で生じたからだの病...
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