うさぎ

血液内科

免疫機能をコントロールする能力を兼ね備えた新たなCAR-T細胞とは

がんの治療は日々進化しており、5年生存率も世界各国で上昇している傾向にあります。しかしながら、いまだがんにより命を落とす方は多く、さらに有効な治療法を求めて世界中で研究が行われています。 CAR-T細胞療法とは 世界中でがん治療...
新薬

開発が進んでいる新たなオレキシン受容体拮抗薬「レンボレキサント」

良質な睡眠は、ヒトの健康に重要となります。しかしながら、日本人の40%前後は睡眠の質に満足していないという調査結果が出ており、約20%は慢性的な不眠に悩んでいるといわれています。 写真はイメージです。 photo by illus...
予防医学

ビタミンDとがんとの関連性〜日本における大規模コホート研究から〜

日本における死亡原因の第一位はがんであり、医療技術が進歩した現在でも、たくさんの方が命を落としています。さまざまな因子ががんの発症に関わっていることが知られていますが、今回、血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクとの関連について報告されました。...
精神科

種々の抗うつ薬の効果と安全性の比較

うつ病の患者数は増加傾向にあり、16人に1人が生涯でうつ病を経験するともいわれるほど身近な疾患です。早めに治療を始めるほど回復も早いといわれており、無理せずに専門機関に相談し、適切な治療を受けることが大切です。 写真はイメージです...
公衆衛生

各国のがん5年生存率からみた世界格差

近年、医療技術の進歩から、日々新しい治療法が開発されており、がんの生存率は世界中で上昇傾向にあります。しかし、その一方で、国ごとに格差が存在しているのも現状です。 各国のがん5年生存率と差 2018年1月に発表された「Globa...
新薬

ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬「エサキセレノン」 承認申請へ

高血圧は、30歳以上の日本人男性の約60%、女性の約45%が罹患していると推定されているほど、ありふれた疾患です。脳卒中や、心臓病、腎臓病などさまざまな疾患の重大な危険因子となるため、適切な治療を受け、血圧をコントロールすることが大切です。...
泌尿器科

非転移性去勢抵抗性前立腺がんにたいするアパルタミドの効果

前立腺がんは男性特有のがんであり、患者数は8万人以上にのぼると推定されています。ゆっくりと進行し、症状の出ないまま人生を全うする方もいますが、なかには治療を行なっているにもかかわらず、がんが進行する去勢抵抗性前立腺がんになる患者さんもいます...
代謝・内分泌内科

SGLT2阻害薬でコントロール不十分な2型糖尿病にたいするGLP-1受容体作動薬追加の有用性

現在でも様々な研究がされているSGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬ですが、「Dulaglutide as add-on therapy to SGLT2 inhibitors in patients with inadequately controlled type 2 diabetes (AWARD-10): a 24-week, randomised, double-blind, placebo-controlled trial」では、メトホルミンの有無にかかわらずSGLT2阻害薬で血糖コントロールが不十分な患者さんへのGLP-1受容体作動薬追加の有用性について報告しています。
アレルギー疾患

世界初の経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療薬 アレサガテープ

アレルギー性鼻炎は、国民の約4割が罹患していると言われるほど身近な疾患であり、患者数は年々増加傾向にあります。現在では、様々な治療薬が発売されていますが、2018年1月、新たに世界初の経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療薬が承認されました。
皮膚科

尋常性乾癬、関節症性乾癬にたいするPDE4阻害薬 アプレミラスト(商品名;オテズラ)

乾癬は、皮膚や関節に症状のあらわれる慢性炎症性疾患です。最近は、治療の選択肢が広がってきており、2017年3月には、新しい機序の尋常性乾癬および関節症性乾癬治療薬アプレミラスト(商品名;オテズラ)が発売となりました。
予防医学

慢性的な多量飲酒で若年性認知症になりやすくなる?!

アルコールと病気の関係についての研究は盛んに行われていますが、今回フランスでの研究により、慢性的な多量飲酒が若年性認知症の主要な危険因子であることが報告されました。
呼吸器内科

多剤耐性結核にたいする新規抗結核薬 ベダキリンフマル酸塩(商品名;サチュロ錠100mg)

結核の治療は、適切な薬を継続して服用することが大切となります。自己判断による服用中断や、不適切な治療は、耐性菌を発現させる原因となるため注意が必要です。 近年では、多剤耐性結核菌や超多剤耐性結核菌が確認されており、世界中で問題となっています。
新薬

新たな爪白癬治療薬 ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物(商品名;ネイリンカプセル100mg)

爪白癬(爪水虫)は、カビの一種である白癬菌が皮膚から爪の中へ侵入することで発症します。日本人の10人に1人が爪白癬に罹患しているといわれるほどありふれた疾患です。 2018年1月、20年ぶりとなる経口爪白癬治療薬「ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物(商品名;ネイリンカプセル100mg)」の製造販売が承認されました。
新薬

統合失調症の新機序薬 ブレクスピプラゾール(商品名;レキサルティ)

2018年1月、新たな機序の抗精神病薬として製造販売承認されたのが、ブレクスピプラゾール(商品名;レキサルティ錠1mg、2mg)です。「統合失調症」に適応をもち、用法・用量は「通常、成人にはブレクスピプラゾールとして1日1回1mgから投与を開始した後、4日以上の間隔をあけて増量し、1日1回2mgを経口投与する」となっています。
新薬

既存の治療では効果不十分なアトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤 デュピルマブ(商品名;デュピクセント)

アトピー性皮膚炎は、発疹やかゆみなどをともなう慢性の炎症性皮膚疾患です。患者数は年々増加傾向にあり、症状が重いと睡眠障害や抑うつ症状などがあらわれ、QOLの低下をまねくこともあります。 外用薬のみで症状がコントロールできる患者さんが多くいる一方で、適切な外用薬による治療を継続しても十分な効果が得られない患者さんもいます。このような患者さんに対する治療の選択肢は限られていて、新しい治療薬の開発がのぞまれています。 2018年1月に製造販売が承認されたのが、デュピルマブ(商品名;デュピクセント皮下注300mgシリンジ)です。
神経内科

開発が進められているパーキンソン病のオフ症状治療薬アポモルヒネの舌下投与フィルム製剤とは

アポモルヒネを含有する舌下投与のフィルム製剤を舌下投与することで、投与が簡便になり、患者さんや介護者の負担を減らすことが期待されています。 オフ症状を伴う成人のパーキンソン患者さんを対象とした臨床試験では、
消化器内科

潰瘍性大腸炎に対する日本初の泡状注腸製剤

潰瘍性大腸炎は、20才前後の若年層に好発する慢性の炎症性腸疾患です。明確な発症原因はいまだ解明されてなく、下痢や腹痛などの症状によりQOLの低下を引き起こすことから、原因の究明と新しい薬の開発がのぞまれています。
神経内科

慢性片頭痛にたいするフレマネズマブの予防効果

慢性片頭痛は、1ヶ月の中で15日以上に頭痛がみとめられ、そのうち8日以上で片頭痛が存在する病気で、非常に生活支障度が高く、治療が困難となっています。 現在、新たな片頭痛の予防治療薬として、開発がすすめられているのが、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(Calcitonin Gene-related Peptide;CGRP)に対するモノクローナル抗体です。
代謝・内分泌内科

ドイツでの取り組み 肥満対策として消費税の改正を提案

ドイツでは、今日まで健康的な食生活が世間に浸透していないのは、食料品の価格設定が原因であると指摘されています。 このことをうけて、ドイツの専門家たちは消費税システムの改正を提案しています。
消化器内科

慢性便秘治療薬としてポリエチレングリコール製剤が承認申請へ

便秘は、身近な疾患であり、子供から大人まで幅広い年齢層で、たくさんの方が経験する症状のひとつです。なかには、長期的な治療が必要となる場合もあり、有用性の高い治療方法がもとめられています。 便秘について 日本では、女性の約5%、男...
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