ふくろう

脳神経外科

脳脊髄液減少症 本当にツラいのはわかってもらえないこと 軽く?思われがちな「ムチウチ症」

写真はイメージです。photo by Feline DaCat 脳脊髄液減少症をご存じでしょうか?交通事故で多く起こる「ムチウチ症」。名前のポピュラーさから重篤さは感じにくい疾病と思われがちですが、治ったと自分も周囲も思っていても...
医療倫理

臨床研究・倫理のガイドライン ベルモントレポート

タスキギー研究で行われている採血 photo by National Archives 病気の原因を解き明かす、より良い予防対策や治療法のためにおこなうのが臨床研究です。 患者さんの協力を受けて、治療の効果や経過を...
代謝・内分泌内科

インスリンポンプ療法 夢の機械よりも自分が変わることが治療の近道?

photo by Erin Stevenson O'Connor あんなこといいな、できたらいいな…はいつでも私たちの夢と希望がつまっていますよね。けれど、その新しい夢はその技術と技術を扱う自分があってこそかもしれません。 ...
医療事故

医療事故防止の取り組み ヒューマンエラー、ダブルチェック、スイスチーズモデル

photo by Davidmack 医療行為において、最初から最後までミスがなく医療事故が発生しないことが理想です。しかしながら、各プロセスのなかで多くのスタッフがたずさわる現状では、事故率をゼロにすることは現実問題として難しい...
予防医学

大豆イソフラボンとエクオール 腸内細菌の働きがカギ

写真はイメージです。photo by Health Gauge 女性ホルモン(エストロゲン)の作用を持つとされている大豆イソフラボン。以前よりテレビ番組や女性雑誌で特集を組まれるほど、更年期の症状や骨密度に対して効果があるとはいわれて...
心身医学

ベンゾジアゼピン離脱症候群 ベンゾジアゼピン薬の減量は緩やかに

⒞Hipohige.com 睡眠障害や不安障害などの症状に対し、ベンゾジアゼピン系の薬が処方されることが多くあります。ベンゾジアゼピンは不安の軽減、催眠、鎮静などの効果が強く、幅広く処方されています。 ベンゾジアゼピン系...
漢方薬

かぜの漢方薬 麻黄湯と麻黄附子細辛湯の違いとは

写真はイメージです。(C)Hipohige.com 漢方は、体全体に注意をはらい体調を整えることを旨とします。それゆえ、病気の症状改善を第一とする西洋医学とはことなり、ひとり一人の体質にあわせた処方をおこないます。 体全体の調子を向上させ...
心理学

自分と相手をより大切にする表現技法 アサーション

(C)Hipohige.com 誰もが何かしらの人間関係で悩みを持っているのではないでしょうか。心理学者のアドラーは「人の悩みはすべて人間関係によるもの」と語っています。 人間関係を円滑にする「アサーション」という概念があります。アサーシ...
小児科

乳幼児期にカビと湿気にさらされると16歳までに喘息と鼻炎を引き起こす可能性が高くなる

(C)Hipohige.com カビや湿気のある環境で乳幼児期に育つことと幼児期のアレルギー疾患は関連があるとされていますが、その影響が思春期にまで続くのかどうかは明らかではありませんでした。 2016年にスウェーデンで、幼...
漢方薬

二日酔いに効く漢方薬? 五苓散の効果

気のおけない友人と飲み明かす、会社の飲み会で遅くまでなど、お酒を飲む機会が生活のなかに多くありますね。楽しく飲む時間を過ごせても、翌日に控えているのが二日酔いです。 体質的にアルコールが弱い人はもちろんのこと、強い体質の人でも...
リハビリテーション科

リハビリ 個別機能訓練ⅠとⅡの違いとその中身

個別機能訓練とはデイサービスや特別養護老人ホーム(以下、特養と略称)で、機能訓練指導員が提供するリハビリのことを言います。 機能訓練指導員とは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、正看護師、准看護師、柔道整復師、あん摩マッサー...
循環器内科

血圧と心血管疾患の関連性 適切な血圧は疾患によって異なる

現在、日本における血圧の基準は日本高血圧学会によるガイドラインが基準となっています。 ガイドラインでは、診察室で測定した血圧が140/90mmHg以上、家庭での測定血圧が135/85mmHg以上の場合を高血圧の基準としています...
眼科

どちらを使う?認可治療薬とオフラベル治療薬

いい薬が出たなら早く使えるようにして欲しい!…と願うのは自分が病気になっても、大切な人がなっても願うことではないでしょうか。 しかし、実際には新しい薬が出ても、それが販売されるまでには多くの試験があります。 また、販売されてもこの病気には...
心身医学

ココロの痛みが癌死亡リスクを高めることが明らかに

5月になると社会人や新入生がかかる五月病。ふと、緊張が緩みなんとなく全てがおっくうになってしまう…。そんな経験がある人も多いのではないでしょうか? この5月病、病院に行き診断される病名は「適応障害」、「うつ病」などが含まれてい...
救急救命士

スターオブライフは救急現場の象徴

みなさんはスターオブライフというシンボルマークをご存知でしょうか? 青い6本の柱がシンメトリーに中央で交差し、その中心に蛇が巻き付いた杖が描かれています。 photo by Wikipedia 交差した6本の柱があたか...
感染症

非結核性抗酸菌症が増えています

細菌は常に私たちの周りに存在しますが、時に感染症として猛威をふるいます。これまで人類は抗菌剤をつくり、健康を脅かす細菌と闘ってきました。 現在でもそれは続き、新種の菌が発見されてはそれに対する新しい治療法が確立していく、というサイクル...
整形外科

坐骨神経痛に対するプレガバリンの効能

現在の日本では、20代以上で慢性疼痛を抱えているひとが5人に1人以上いると言われていて、さらに年々増加傾向にあります。 一方で治療に満足している人の割合は少なく、新しい治療法やより効果的な治療法が望まれています。 慢性疼痛のなか...
医薬品

先駆け審査指定制度で新たに5品目を指定

現在、たくさんの薬が開発され、治癒できる病気が増えています。 しかし、中には未だ有効な治療法がなく、命に関わる重篤な疾患も存在し、世界中で、希少疾患や難病に対する治療薬が求められています。 先駆け審査指定制度とは 日本では、世界に先駆けて、...
感染症科

集団免疫で流行をふせぎ感染を封じ込める 風しんと天然痘の例から

集団免疫とは、集団の中で一定の人が病気の免疫をつけると、たとえその集団の中で感染者が出てしまっても、感染が広がらずに済むという考え方です。 結果、子どもやお年寄りなど免疫力が弱く感染症にかかりやすい人たちでも感染をまぬがれるこ...
基礎研究

マウスの実験でうつ病を改善する新たな可能性

長期間ストレスにさらされ続けていると、知らず知らずのうちに心に大きな負担がかかって身体的にも影響が出てくることがあります。 今まではできていたことができなくなり、楽しかった趣味にも関心を持てなくなってしまったら本当に辛いもので...
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