2017-07

看護

患者さんにあった看護サービスを提供する指標となる看護必要度

看護必要度とは? 看護師の不足により、一人あたりの患者さんに対する看護の質の低下が懸念されます。看護師一人あたりが受け持つ患者さんが多くなるほど、各患者さんに対する看護の質が低下してしまう恐れがあります。そこで、厚生労働省は看護師一人...
歯科診療

再生治療に活用されはじめている歯髄細胞 〜歯髄細胞バンクとは?〜

近年、失われた身体の一部や機能を回復させる治療法として再生治療が注目されています。 再生治療を行なうためには、幹細胞とよばれる身体の一部や機能を回復させる細胞が必要となってきます。幹細胞の採取法のひとつとして、歯髄からの採取が考え...
看護

スマートフォンで医師に報告 看護師が遠隔で死亡診断をする!?「自宅で看取るということ」

医師法では原則として、医師が対面で死後診察をしなければ「死亡診断」を行うことはできません。診断した医師、歯科医師のみが「死亡診断書の作成」ができると定められています。 遠隔死亡診断の動向 今回、厚生労働省は死亡診断につい...
心理学

無意識の言語化・自分のために書くジャーナリング

決められたテーマ、もしくは自分で決めたテーマについて、頭に浮かんだことをひたすら書いていく、「ジャーナリング」をご存知でしょうか。 相手に伝えるためではなく、自分の考えや思ったことを正直に書いていくだけです。人間関係や仕事、健康についてなど...
感染症科

ハンセン病と国立ハンセン病療養所 医療従事者を幅広く募集中

「ハンセン病」を御存知でしょうか。一昔前に、「らい病」といわれていた病気です。 原因は「らい菌」の感染よるもので、主に皮膚と神経を侵す慢性に進行する感染症です。感染力は極めて弱く、感染しても発症しない場合がほとんどです。 ...
代謝・内分泌内科

1型糖尿病治療におけるインスリン製剤の低血糖リスクの比較

1型糖尿病の発症率は、10万人あたり1~2人と言われており、全糖尿病患者数の約5%を占めています。発症数は多くないものの、おもに小児期に発症し、長期にわたる厳重な血糖コントロールが必要となる難病です。 1型糖尿病とは 生活習慣が...
精神科

内面を映しだすバウムテストの概要 検査のメリットとデメリット

心理学、精神科といった言葉が珍しくないこの時代、「バウムテスト」という言葉をどこかで聞いたことがある方もいるかもしれません。 「聞いたことはあるけど、よくわからない」、「興味があるので知りたい」という方のために、バウムテストについて...
循環器内科

抗血小板薬2剤併用療法後のアスピリンまたはクロピドグレル単剤服用の比較

現在日本でのおもな死因は、がんに続いて心臓病が2位となっていて、今なお増加傾向にあります。 とくに冠動脈疾患は、心臓病のなかでも患者さんの数が多い疾患です。80万人以上のかたが治療を受けているといわれており、効果的な治療法が必要とされ...
介護

認知症ケア 介護問題の明暗を分けるーパーソン・センタード・ケア(P.C.C.)

1990年代までのイギリスにおける認知症の患者さんのケアは、食事や排泄、清潔などケアを提供する人によって一方的に管理されていました。 ぱー 写真はイメージです。 photo by MaxPixel パーソン・センタード...
歯科診療

歯科医療と遠隔診療 地球の裏側の患者さんの治療ができるようになる?

■はじめに いままで医療は、医師と患者さんが直接対面して行なわれるものでしたが、近年デジタル技術の進歩による情報通信機器の発展が、間接的に対面して医療を行なうことを可能にしました。 遠隔診療は、医科の世界から始まってきましたが、...
新薬

免疫チェックポイント治療薬 抗PD-1抗体ペムブロリズマブの一部治験中止

日本での死因第一位がガンであるように、医療が発展している現在でも、世界中でガンにより命をおとす方は大勢いらっしゃいます。そのため、ガンに対する効果的な薬が求められていて、開発が進められています。 免疫チェックポイント治療薬とは ...
循環器内科

小児期から青年期の胸痛-あまり知られていない「胸の痛み」を引き起こす病気

胸の痛みは心配になりますよね みなさんは、いきなり、胸が痛くなったことありませんか。 頭の中で「心臓や肺の病気なの」と不安になるのではないでしょうか。ましてや、子供が「胸が痛い」というと、お母さんは心配でしょうがないですよね。 ここで、胸が...
心療内科

非心臓性胸痛に対する認知行動療法の効果と費用対効果

認知行動療法は欧米でうつ病や不安障害などの精神障害によく用いられる治療法ですが、さまざまな疾患で効果を発揮するのではと期待されています。 認知行動療法は柔軟な考えをみにつけストレスをやわらげる 認知行動療法は精神療法の一種で、も...
公衆衛生

獣医学教育の歩みと今後の獣医学は 一部の分野では獣医師不足も

みなさんは、「獣医師」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか。 すぐに、思い浮かぶのは、動物のお医者さんとしての犬や猫のお医者さんではないでしょうか。 獣医師の仕事はそれだけでありません。私たちの生活にも「大きく...
歯科診療

歯科治療支援システムWK2 Projectを用いた新しい時代の歯科治療〜MR技術の歯科への応用〜

■はじめに 近年のデジタル技術の急速な進歩は、今まではSFでしかなかった技術を現実のものにしつつあります。とくにAR技術やVR技術といった映像技術の進歩には目覚ましいものがあり、これを歯科医療に応用しようとする動きがあります。 ...
代謝・内分泌内科

吉野家から血糖値が気になる人も食べられる!?牛丼が発売

皆さん、牛丼はお好きですか? 手軽にお腹いっぱい食べられる牛丼は、今では世界中で人気を博しています。 牛丼は美味しい一方で、お米がたくさん使われているため、血糖値を気にしている人は少し手が出しづらいと感じることがあったのではない...
その他

だれにでも訪れる最期のとき 悲しみに寄り添うグリーフケア

家族や友人といった大切な人との死別を経験した場合、気分の落ち込みや睡眠障害など、人は心と身体にさまざまな違和感や症状があらわれます。 これは、グリーフ(悲嘆)と呼ばれ、喪失感により無気力にとらわれると同時に、立ち直ろうとする気持ちで揺れ動...
医療経営

時代に逆行?関西医科大学総合医療センターが「院外処方」を辞めたワケ

薬は外の薬局で、が当たり前の今、以前のように薬も病院で、に舵をきった病院があるのをご存じでしょうか? 関西医科大学総合医療センターは、新本館開院となった2016年5月6日にそれまで行っていた「院外処方」を辞め、「院内処方」に改めました...
精神科

重症の精神障害に対する治療法 電気けいれん療法の有用性

精神障害は、正しく認識されないことが多く、昔から偏見や差別的な目で見られこともある病気でした。現在は、医療が進歩し、原因の解明や治療法の確立により症状が改善する方も増えてきましたが、いまだに重い精神障害により悩まされているかたも多く、効果的...
歯科診療

3Dプリンターを使った新しい歯科治療

はじめに 近年、人工知能・IoT・ビッグデータ・自動運転など、コンピュータ技術の目覚ましい進歩により、数年前では考えられなかった様なさまざまな技術が開発されて、雑誌や新聞などのメディアを日々賑わせています。 このようなデジタル...
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