2018-02

心療内科

誰でも陥る可能性がある燃え尽き症候群 陥らないためには

ある目標の為に毎日努力していたにも関わらず、結果良いと言える成果が得られなかった場合、力尽きた様にその後何も出来なくなる状態を燃え尽き症候群と言います。 人によりけり症状の度合いは異なり、比較的期待値が大きいほど、まるでうつ病の様な無気力状態が続く割合が多いです。
医薬品

核酸医薬品ってなに?

核酸医薬品って聞いたことありますか? あまりピンと来ないかもしれませんが、実は今後の展開がとても期待されている医薬品なんです。 今回はそんな「核酸医薬品」について紹介します。
皮膚科

尋常性乾癬、関節症性乾癬にたいするPDE4阻害薬 アプレミラスト(商品名;オテズラ)

乾癬は、皮膚や関節に症状のあらわれる慢性炎症性疾患です。最近は、治療の選択肢が広がってきており、2017年3月には、新しい機序の尋常性乾癬および関節症性乾癬治療薬アプレミラスト(商品名;オテズラ)が発売となりました。
基礎研究

スペルミジン-老化を遅らせる不思議な物質?

アメリカの学術誌「キャンサーリサーチ」に発表された「スペルミジン」という物質が注目されていることを存知でしょうか。新しく発見された物質ではなく男性の精液(sperma)に多く含まれていることから「スペルミジン」と命名され古くから知られていたものです。 2017年の春にアメリカのテキサスA&M大学の研究チームがマウスの飲み水にスペルミジンを添加して常時摂取させるとマウスの寿命が25%も伸びたという実験結果を発表しました。中年期にあたるマウスに投与しても同様の効果がみられることを示し、老齢期のマウスでは心機能が改善されることも確認されています。
心療内科

人と関わるのが怖い対人恐怖症、適した仕事と暮らし方

人と関わる中で辛い経験を体験したり、一人でいた方が気が楽という実感をよく得る方程、対人恐怖症に陥りやすいです。そんな対人恐怖症の方に適している仕事、暮らし方などはどういったものが挙げられるのでしょうか。
代謝・内分泌内科

ダイエットをしても痩せない病気〜クッシング症候群について

健康的に痩せることは本当に難しいですね。「食べてるからでしょ」「運動が足りないんじゃないの」「もう歳なんだから」「代謝が落ちてるのよ」 いろいろな言葉に悩んでいる方もいらっしゃると思います。 今回は、実際にあったお話を交えて、珍しい病気「クッシング症候群」と言う病気を知ってもらいたいと思います。
医療経営

医療業界へ実際どのようにブロックチェーンは導入されるのか

医療関係のデータは、診療や投薬の記録、ウェアラブル端末からの心拍などの生体データ、介護の記録と様々です。 こうした情報は、正確な診療や請求のために改ざんがされないことが重要であり、ブロックチェーンと相性が良いです。 ブロックチェーンは、暗号化された分散型公開台帳であるという特徴があります。つまり、患者さんの医療・健康情報記録の管理という点で役立ちます。
医療経営

医療業界へのブロックチェーンの導入 ブロックチェーンのメリット

多くの医療機関は、中央管理者によるクラウド管理をおこなってきましたが、中央管理者のサーバーがダウンした際に、他端末の情報もやられてしまいます。 そこで近年、利用され始めているのが、P2P(Peer to Peer)システムによるネットワークです。これは、各端末がネットワーク上で直接的に自立性をもって接続するシステムです。 こうした権限が分散された情報の管理において、情報が改ざんされないことが重要ですが、ブロックチェーン技術は相性が良いため、利用されます。
医薬品

薬の飲み方~危険な飲み合わせ、食べ合わせ~

薬局で買った薬や病院で処方された薬、飲み方に気を使っているでしょうか。 手近にあるコーヒーやお茶で飲んでいたり、食後のフルーツを食べた後に飲んでいたりしませんか? その食べ合わせ、薬の効果が半減したり、逆に効果が強くなりすぎてしまう事があるんです。 そんな薬の飲み方の危険な飲み合わせや食べ合わせについて紹介します。
心療内科

奥深い理由が隠されていた、仕事依存症に陥る人の心理

出来ることなら仕事なんてしたくないと毎朝決まった時間に起きるのも億劫だと感じている人は実際多いことでしょう。 しかし中には仕事をすることでしか自分の存在価値を見いだせず、毎日でも働きたいと考える「仕事依存症」な方が存在します。
感染症科

2020年には要注意?マイコプラズマ肺炎

微生物が原因で引き起こされる肺炎「マイコプラズマ肺炎」。肺炎と聞くと高齢者に多い病気のように思いがちですが、この病気は子供・若者に多く約8割が14歳以下で発症しています。
精神科

学習障害、AD/HD なぜ今増えているのか

学習障害、AD/HDといった言葉を聞く機会が増えています。実際、学校現場あるいはテレビのニュースといったメディアなどで注目されている疾患です。過去20年間に患者数は7倍に増えたというデータもあります。
心療内科

お金と心が消耗するギャンブル依存症

ギャンブル依存症とはその名の通り、パチンコ、競馬等の賭け事にどっぷりハマってしまい、中々自分の力では抜け出せない状態を指します。 資金が尽きてしまえば思う様な生活も送れず、他者に対して暴力的な行動を取ったり、最後には自分で自分の首を絞める結果として成り果ててしまうのです。
予防医学

慢性的な多量飲酒で若年性認知症になりやすくなる?!

アルコールと病気の関係についての研究は盛んに行われていますが、今回フランスでの研究により、慢性的な多量飲酒が若年性認知症の主要な危険因子であることが報告されました。
心療内科

自身が臭っていると思い込んでしまう自臭症、治していく為には

運動を沢山した後はちょっと汗臭いなと自身で確かめることが出来ますが、常日頃から体臭に敏感、周りにも飛び、迷惑をかけているのではないかと思い込んでしまう症状を自臭症と言います。 実際には無臭、気にしたこともないという感想を他者から抱かれることの方が多いのですが、本人は深刻に悩み、臭いから逃れることが出来ない苦しい日々を送っています。
呼吸器内科

喘息とCOPDの合併症-ACOってなに

息苦しさ、咳、痰などの似たような症状が共通する「喘息」と「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」。しかし、喘息とCOPDでは発生原因、症状の現れ方、治療方法、予後など異なる点がいろいろとあります。 似てるようで異なる喘息とCOPDが合併してしまう「ACO(asthma COPD overlap)-喘息COPDオーバーラップ」と呼ばれる病態があります。
感染症科

インフルエンザは、OTCの選択に注意が必要です

「風邪を引いた」と思う場合、市販の風邪薬で治そうとする人は多いでしょう。 しかし、「インフルエンザ」の症状が疑われるときは、安易に市販の風邪薬(OTC薬)を選ぶことは控えなければなりません。OTC薬では、インフルエンザの高熱や重い倦怠感に対応できるものが少なく、むしろ、副作用によって重篤な後遺症が残る危険性があります。
精神科

正しい知識を持って対応しよう〜パニック障害について

パニック障害…最近では報道でも取り上げられるようになりました。昔からあった病気にも関わらず、広く知られ、医療現場でも治療方針が定まってきたのはこの10年ほどのことです。このため、あちこちを受診して、人知れず苦しんでいる患者さんは少なくないです。 「パニック障害はよくなる病気である」ということを知ってほしいと思います。
心療内科

顔が直ぐ赤くなる、赤面症が生きにくい理由と改善法

運動した後、お酒を飲んだ直後に顔が赤くなる現象は人それぞれ起こり得る可能性がありますし、生理現象だろうと特に気にも留めない場合が多いです。 しかし、人と話す中だったり、偶然話題の中心に位置してしまえば、気恥ずかしい気持ちを抱き、そのまま頬が真っ赤に染まる方もいることでしょう。 「恥ずかしいんだ」と真っ先に他者から察知され「もしかして俺のこと好きなのかな」と勘違いにも似た感情を異性から抱かれてしまう可能性も考えられます。 この様に、赤面した時にあまり良い体験を得ることが無かった。からかわれて辛い思いを経験すれば、自ずと赤面する自分が嫌いになり、恐怖症として誰かと接することに苦手意識が身についてしまうのです。 これを赤面症と言います。
新薬

後期発症脊髄性筋萎縮症のあらたな治療法について NEJMからの報告

脊髄性筋萎縮症という病気は、その名前の通り、脊髄にある運動に関係する細胞が変化することで、じょじょに筋肉が弱くなっていく病気です。 今回の論文では、生後6か月後以降に発症したタイプの脊髄性筋萎縮症にヌシネルセン(商品名;スピンラザ)の髄注をおこなうことで、運動機能の改善を認めたと報告しています。
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